AdBlueってなに？

皆様おはようございます😀

セールスの五藤です。

先日ディーラーパフォーマンスコンテストというコンテストが千葉の幕張で開催しておりましたので出場して参りました。

っが、結果は馬場の記事でもあったように上位に残れず悔しい思いをしております。

気持ちを新たに、また2年後に頑張ろうと思います。応援いただいた皆様には感謝しております🙇🏻‍♀️

話は変わりますが、私は現在Passat VariantのTDI（ディーゼルエンジン）に乗っているのですが、

先日エンジンを掛けるとこんな表示が出ました。

このAdBlueを補充して下さいというやつです。

そこで、このAdBlueというのは何かを今回少しお話しようと思います。

AdBlueというのは「尿素SCRシステム」というディーゼルエンジンの

排気ガスを浄化するシステムで用いられる高品位尿素水のことを言います。

尿素というと排泄物をイメージしてしまいますが尿素自体に匂いはありません。（私はあると思ってました😅）

ディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる有害物質であるNOx（窒素酸化物）を浄化するために必要で、

フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンでは非常に重要な役割を持っています。

ちなみにこのAdBlueを必要としないディーゼルエンジンも存在しますがそれはまた別の機会に。

どんな原理で排気ガスをきれいにするのか気になったので調べてみました。

まず尿素水を排気ガスに噴霧し加水分解にてアンモニアを生成します。

尿素CO(NH2)2 ＋　水H2O　→　二酸化炭素CO2　＋　アンモニア2NH3

このアンモニアが一酸化窒素と二酸化窒素をそれぞれ還元して水と窒素を得るというもの。

一酸化窒素の場合　4NO + 4NH3 + O2  →　N2 + 6H2O

二酸化窒素の場合　6NO2 + 8NH3　→　7N2 + 12H2O

と書きながら昔の化学の授業を思い出す・・・懐かしい🤔

という訳で簡単にまとめると有害であるNOxを無害な窒素と水に変える液体ということです。

なのでこれがなくなると有害な物質をまき散らすことになるので、残量には要注意です。

上記画像には残り2400kmと出ていますが、この表示が100kmごとに減っていきます。

もしも、最後までいってしまうとどうなるのか？

補充するまでエンジンを掛けることが出来なくなります😖

少し煩わしいと思うかもしれませんが、

このAdBlueは1000kmごとに1.5L消費しますので13Lの補充で8,700km走れます。

乗り方によってはもっと走れる方もいらっしゃいます。

なので年に1万5千Km走るような方でも、

半年に一度フォルクスワーゲン尼崎に立ち寄れるんですよ←ポジティブ✨





そして、ディーゼルエンジンには大きなメリットも沢山あります。

それに関してはショールームで私や他の優秀なセールスがご案内致しますのでお気軽にお問合せ下さい。

では今年の締めくくりである12月を元気いっぱい営業して参ります‼